眼の構造の中で、虹彩(茶目)、毛様体(茶目より後方の、血管の多い部分)、脈絡膜(眼底の網膜の外側の部位)を、ぶどう膜といいます。この部位に起こる炎症を総称して、ぶどう膜炎といいます。 

ぶどう膜炎は、その原因から、感染性と非感染性とに分類されます。

1)感染性ぶどう膜炎
ウイルス、細菌、真菌(カビ)、寄生虫などが原因で起こります。比較的多いものとして、ヘルペス(単純ヘルペスウイルス、帯状疱疹ウイルス)によるぶどう膜炎があります。治療としては、原因となる病原生物に対する治療と、眼局所の治療を行います。

2)非感染性ぶどう膜炎
日本においては、サルコイドーシス、ベーチェット病、原田病によるぶどう膜炎が比較的多いです。

非感染性ぶどう膜炎の中には、眼以外の身体の他の部位に症状を伴っている場合が少なくありません。このことを、別の言い方でいえば、眼に起こるぶどう膜炎は、身体全体に症状を起こす病気の、1つの部分症状だということです。ぶどう膜炎に、身体の他の部位の症状をともなう病気として、先に述べたサルコイドーシス、ベーチェット病、原田病以外に、主なものとして、若年性関節リューマチ、クローン病、潰瘍性大腸炎、尋常性乾癬などがあります。

症状
結膜の充血、霧視(霞がかかったようにみえること)、視力低下、羞明(まぶしく感じること)、眼痛などの症状で眼科を受診し、ぶどう膜炎と診断されることが多いです。

治療
感染性ぶどう膜炎では、主として、原因である病原生物に対する治療薬、非感染性ぶどう膜炎では、ステロイドを中心とした治療薬の点眼、内服、点滴、あるいは眼局所への注射によって眼に起きた炎症を消退させます。しかし、炎症が強い場合や、失明の危険のある場合は、手術の必要になる場合があります。

ぶどう膜炎という病気の治療の難しい点は、症状の軽いものから、きわめて重篤な失明に至るものまで、また病気の経過も急激に症状の悪化するものから比較的ゆっくりと経過の進むものなど様々で、そのうえ、その40%は、さまざまな検査を行っても、原因が分からないことです。(特徴のないぶどう膜炎だと原因が不明であることが珍しくありません。)

また、比較的長期の治療が必要になることが珍しくありません。そこで、治療を受けている医師からどのような原因で、どのような治療の経過であるか、説明を受けて病状をよく理解するとともに、たとえ、その時点で原因が分からないからといっても、いたずらに悲観したりせず、根気よく治療を続けることが大事です。

ホームページへ

ぶどう膜炎
ホームページへ
はたがや おかだ眼科 診療情報 印刷用ページ
はたがや おかだ眼科 診療情報 印刷用ページ
眼の構造と病気 眼の断面図
眼の構造と病気
Google地図

幡ヶ谷 眼科

はたがや おかだ眼科: 東京都渋谷区幡ヶ谷2−9−19 金鈴ビル1F
TEL & FAX : 03-3378-2931



Copyright (c) 2007-2010 Hatagaya Okada Eye Clinic All rights reserved.

東京都渋谷区幡ヶ谷2−9−19 金鈴ビル1F TEL & FAX 03−3378−2931
おかだ眼科
HATAGAYA OKADA EYE CLINIC
はたがや
東京都渋谷区幡ヶ谷2−9−19 金鈴ビル1F

幡ヶ谷 眼科 はたがや おかだ眼科 幡ヶ谷駅徒歩3分 6号通り商店街 


幡ヶ谷 駅徒歩3分 笹塚 初台 徒歩圏 眼科
院長 岡田 潔 
日本眼科学会眼科専門医 医学博士 

東京都渋谷区幡ヶ谷2−9−19
金鈴ビル1F
TEL & FAX:03-3378-2931

幡ヶ谷 眼科 駅徒歩3分 はたがやおかだ眼科